• 女性が活躍する職場づくりへ 企業×学生ミモザセッション開催  県と神戸市は共同で「ひょうご・こうべ女性活躍推進企業(ミモザ企業)」認定制度を創設し、県内企業の女性活躍を進めている。一層の拡大をめざして「企業×学生ミモザセッション」が3月12日午後、神戸市中央区内のホテルで開催され、認定企業の代表、大学・高校生ら約150人が参加した。
     同制度は令和4年11月に創設され、企業が自己判断により、女性活躍状況を数値化・見える化し、評価基準20項目のうち14項目達成でミモザ企業に認定。現在、139社が認定されている。令和6年度はミモザ企業を一層増やすため、8項目程度でも一定程度認定するフレッシュミモザ制度を新たに導入する。
     同セッションは、ミモザ企業による事例発表や学生との交流を通じ、先進的な取り組みの横展開、ミモザ企業に対する学生の認知度向上を図り、女性活躍の機運醸成、企業の人材確保、若者の県内定着に繋げるのが目的。
     まず、齋藤知事が開会あいさつに立ち、「兵庫県は大学、学生の数が多い。卒業後、県内に就職してもらうためには、女性への支援が大事。女性が活躍しやすい環境づくりを行っている」とミモザ企業認定制度の目的を説明。
     その上で、県立大学の授業料等無償化、奨学金返済支援制度の拡充、高校生チャレンジ留学、不妊治療支援の強化など令和6年度予定している事業を挙げ、「若者を応援するメッセージを兵庫から全国に広げたい。特に若い人に政策への関心をもってもらいたい。政策から政治への関心、投票につなぎたい。自分たちが社会を変えられることへの思いをもっと持ってほしい。政治や社会に参画することを増やすため、若者への支援策を県としてしっかりやっていく」と訴えた。
     神戸市の小原副市長は「女性をはじめとする多様な人材が活躍できる社会の実現が大切。県市協調で進めていく」と述べた。
     続いてミモザ企業2社の代表が取り組み事例を発表。株式会社シュゼット・ホールディングスの蟻田剛毅代表取締役社長は「ミモザ企業にもっと関心をもってもらい増えてほしい。多面性が企業でも重要。兵庫・神戸から多様性がある社会を実現しよう」と呼びかけた。
     株式会社フェリシモの山﨑力コーポレートデザイン本部総務部長は、育休のあとも活躍できることを意図した幅広い職種で意見する制度や、部活動制度、若手がプロジェクトを企画し、進める研修制度などを紹介し、いろんなことにチャレンジすることの大切さを強調した。
     引き続き、22グループに分かれ、円卓を囲んで意見交換。齋藤知事も加わり、誰もが働きやすい職場づくりについて意見を交わしながら交流を深めた。