• HYOGO高校生eスポーツ大会を開催  公民連携で若者の新しい自己表現の場を―HYOGO高校生eスポーツ大会のキックオフイベントが1月11日午後、神戸市中央区のeSPARKLeKOBE(エスパークル神戸)で開催された。兵庫県ではコンピューターゲームのスポーツ競技「eスポーツ」の経済効果や誰もが楽しめる特性に着目し、普及を進めており、部活動として取り組む高校生が増えていることから、新たな活動目標として応援、裾野拡大につなげるため、NTT西日本兵庫支店との共催で同大会を初開催することにした。自治体主催による高校生の大会は関西では初めて。
     競技タイトルは5対5で対戦するシューティングゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」で、高校生5人がチームを組み、兵庫県ナンバーワンを決める。1月20、21日に高校の部活動単位でのオンライン予選で、上位3チームが決勝に進出。1月27日は県内高校生であれば学校の垣根を超えてチームを組み出場するオンライン予選を実施、優勝チームが決勝に進出。決勝大会は2月12日、協賛する上新電機の三宮1ばん館「eスポーツアリーナKOBE三宮」で4チームが対面で戦う。
  • キックオフイベントでデモンストレーション対決  1月11日のキックオフイベントでは、eスポーツ部の高校生らが参加した=写真。
     開会あいさつで齋藤知事は「eスポーツは年齢、地域を超えて交流ができる。皆さんとともに盛り上げていきたい」と激励。NTT西日本の樋口浩子兵庫支店長は「eスポーツの拡大に寄与したい。大会が継続的に開催されることを」と訴えた。
     続いて参加した4校の代表が「優勝めざして頑張る」「ゲームへの熱い思いをいただきたい」「この場を通じていろんなことを学びたい」「練習の成果を発揮したい」と決意表明。引き続きデモンストレーション対決を行い、大会本番に向けた機運を高めあった。