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明石公園競技場 改修完了
県立明石公園陸上競技場「きしろスタジアム」の第3種公認継続に向けた改修工事が完了し、4月4日午後、オープニングセレモニーが開かれた。
トラックを舗装改修、レーン幅も1・25メートルから国際基準の1・22メートルに。写真判定機等の備品も更新した。
セレモニーには、地元明石市の小・中学生や、小野市出身で北京オリンピック陸上女子5000メートルに出場した元陸上競技選手の小林祐梨子さんらが出席。
まず、齋藤知事が「今日は皆さんと一緒に走りたい。次の小林さんを目指し、このトラックから世界に羽ばたく選手が生まれることを」と呼びかけた。
続いて、齋藤知事、小林さん、小・中学生がトラックを1周。小林さんは「このトラックで育ててもらった。また、走ることができて嬉しい」、子どもたちは「飛ぶように走れた」「貴重な体験ができた」などと感想を話していた。
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未来に羽ばたく選手たちと オープニングRUN
引き続き、小林さんを講師に陸上教室を開催。小林さんの元気いっぱい、遊び心あふれる指導に、子どもたちの笑顔が輝いていた。
この後、齋藤知事は丸谷聡子明石市長、県立都市公園のあり方検討会明石公園部会長の髙田知紀兵庫県立大学准教授とともに明石公園内を視察した。
髙田氏は、「利用者等との合意形成ルールを実践」「新たな価値を生みだす共創を推進」など今後の県立都市公園のあり方について説明。齋藤知事は「合意形成を話し合う枠組みができた。開かれた公園を目指し、多くの皆さんとともに進めていく」、丸谷市長は「未来に向け皆に使ってもらう道筋ができた」と話していた。