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ヴァルマ駐日インド大使が知事儀礼訪問
駐日インド大使のサンジェイ・クマール・ヴァルマ氏が8月19日午後、兵庫県公館に齋藤元彦知事を儀礼訪問した。
齋藤知事は歓迎の言葉を述べ、インド・グジャラート州と友好交流を図っていること、県内にはインドの方が多く暮らしていることなどを紹介し、「友好の絆を育んできた。一緒に兵庫の発展に取り組みたい。2025年の大阪・関西万博にはインド政府も参加を表明されている。兵庫県にも来ていただき楽しんでもらえるメニューを用意するので、PRしていただきたい。インドと兵庫県との交流に一層の支援を」と呼びかけた。
ヴァルマ大使は「県内のインド人在住者への支援に感謝している。今後、教育、経済分野で大きな交流の可能性がある。兵庫県に留学生を呼び込んでほしい。経済面では中小企業とのネットワークを構築してもらいたい」と訴えた。
対して、齋藤知事は「多くのインドの学生が兵庫に来る機会や県内の学生との交流を活発化させたい。兵庫はものづくり産業が盛ん。中小企業のデジタル化の推進が重要であり、その意味でインドのIT技術者との交流を深めたい」と応じた。また、「県と神戸は国際的に開かれたまち。多様な方々、文化を受け入れ一緒に地域がより良くなるよう取り組んでいくことが大切。インドのイベントにも積極的に参加する。グジャラート州にも是非、訪問したい」と語った。
同席した日印友好兵庫県議会議員連盟副会長の石川憲幸、小池ひろのり両県議は8月31日からインドを訪問することを伝え、教育分野での交流促進など、その目的を伝えた。この後も、友好ゴルフトーナメントの開催などの話で盛り上がっていた。