• 「高校生文化部フェス in HYOGO」開催  兵庫県が展開する「アートで躍動Z世代文化部応援プロジェクト」の一環として、「高校生文化部フェス in HYOGO」が2月1日、神戸ハーバーランドのスペースシアターで開催された。
     同プロジェクトは文化部への関心を高め、裾野を広げることを目的として若者の文化活動を支援する取り組み。初年度となる今年度は、合同練習会によるスキルアップ等の事業を展開しており、今回の高校生文化部フェスは、珍しい部活動や日ごろ発表機会の多くない部活動にスポットをあて、多くの人が若者の芸術文化活動にふれ、体験してもらうことで理解を深め、高校生自身の意欲を高め盛り上げていくねらい。
  • 若者の珍しい芸術文化活動アピール  県内各地、約25校の生徒が参加。会場には鉄道研究、文芸、漫画、写真、絵画デザイン、書道、家庭・手芸などの展示ブースが並び、畳ステージでは書道、かるた、将棋の実演・体験が行われ、生徒たちが日ごろの練習・活動成果を説明、アピールし、子どもたちに書道を手ほどき、大人たちと将棋で対戦するなど、来場者や生徒同士が交流。
     メインステージでは、ジャズ、ハンドベルクワイヤー、ファッションショー、マーチングバンド部の演奏やパフォーマンスなどが行われ、会場は真冬の寒さを吹き飛ばす熱気に包まれた。
     また、邦楽部、筝曲部の演奏にあわせ、スペシャルステージとして未生流家元の肥原慶甫さんが華道部の生徒たちと、いけばなパフォーマンスを披露。完成すると大きな拍手に包まれ、華やかな雰囲気が広がっていた。