播磨科学公園都市バスターミナル供用開始

  •  上郡町、佐用町、たつの市にまたがる播磨科学公園都市の都市中心部・芝生広場に交通結節点なるバスターミナルの供用が4月1日から開始。これに先立つ3月28日午前、現地で供用開始式典が開かれた。
     同公園都市内には世界に誇る大型放射光施設「スプリング8」などの先端科学技術施設をはじめ、分譲住宅、兵庫県立大学の理学キャンパス、同附属高・中学校などが立地している。同公園都市内における交通の利便性を高めるため、県企業庁が整備を進めていたもの。
     バスターミナルから相生、播磨新宮、上郡、姫路方面の路線バスが運行。今年6月には隣接地に地域住民及び来訪者が交流できる施設を整備し、都市の活性化を図っていく計画。
     さらに、令和3年度の播磨自動車道全線開通に向け、岡山、神戸、大阪方面等の高速バスを誘致するとともに、同公園都市内交通の拠点として小型EV等による新たなモビリティーサービスを導入することにしている。
     式典では、荒木副知事、春名県議会副議長らがテープカットを行い、西播磨をはじめとした地域の活性化に期待を寄せた。