• 電動車椅子サッカーチーム「RedEagles兵庫」の2選手 国際大会出場を片山副知事に報告  小野市を拠点に活動する電動車椅子サッカーチーム「RedEagles兵庫」の内海恭平選手と山田貴大選手が8月9日午後、県庁に片山副知事を表敬訪問し、10月、オーストラリアのシドニーで開催される国際大会「FIPFAパワーチェアフットボールワールドカップ2023」に出場することを報告した。
     電動車椅子サッカーは、重度の障がいがあってもできる数少ないチームスポーツ。男女混成の4人制で、電動車椅子の繊細な操作でパスやドリブルを繰り広げ、回転シュートなど華麗かつ迫力あるプレーで観客を魅了している。
     同大会に2回目の出場となり、今回、キャプテンを務める内海選手は「若手には楽しんでもらえる雰囲気づくりをしたい」と話し、「ベスト4以上を目指す」と意気込みを語った。
     初出場となる山田選手は「自分のレベルが海外でどのくらい通用するか試したい。そして勝ちにこだわります」と抱負を述べた。同席していた近藤公範日本代表監督は「多くの皆さんに勇気と希望を与えたい」と大会への思いを伝えた。
     片山副知事は「体調に気を付けて頑張っていただきたい。大いに期待している」と激励。さらに、「兵庫県ではスポーツで地域を盛り上げようとしている。今年度はパラアスリートの交流会や競技の体験会を実施することにしており、協力してほしい」と呼びかけると、両選手は笑顔で応えていた。