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兵庫県議会「JRローカル線維持議員連盟」が設立
兵庫県議会「JRローカル線維持議員連盟」の設立総会が2月13日午後、県庁で開かれた。JR西日本が昨年4月、赤字路線の収支状況を公表したことを受け、県では6月に官民連携による維持・利用促進検討協議会を設置、対象となる4路線6区間ごとにワーキングチームを設置し、取り組み方向をまとめた。
県議会においてもローカル線の維持をめざして同議員連盟を発足した。沿線地域を代表する9議員で構成し、設立総会では会長に石川憲幸議員(丹波市)、副会長に藤田孝夫議員(養父市及び朝来市)、事務局長に内藤兵衛議員(西脇市及び多可郡)を選出した。
就任あいさつで石川会長は「地域に欠かせない重要インフラであり、路線の維持をめざす」と述べた。
続いて片山象三西脇市長、関貫久仁郎豊岡市長、藤岡勇朝来市長、山本実たつの市長から県・沿線自治体が一丸となった取り組みへの協力、国への働きかけへの支援等を求める要望書を受け取った。
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齋藤知事に要望書を提出「危機感をもって取り組む」
2月24日には議連として県への要望をまとめ、石川会長、藤田副会長、内藤事務局長が齋藤元彦知事に要望書を手渡した。石川会長は、国に対してJR赤字路線への支援制度の創設など必要な支援措置を求めることなど県と議連が一体となった活動展開を訴え、「危機感をもって取り組んでいる。尽力をお願いしたい」と要請した。
齋藤知事は「車の両輪として維持・活性化に取り組む。廃線はあってはならない。国に地元の声を届けることが大事。JRには利用者の視点で取り組んでもらいたい」と応じた。