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阪神・淡路大震災から27年 1・17のつどい
1995年平成7年1月17日。あの日から27年が経った。時代は平成から令和へ、貝原県政から井戸県政、そして齋藤県政へ。がれきの街から立ち上がった復旧・復興の歩みは、コロナからの創造的復興への道へとつながっていく。街の姿、人の暮らしは変わっても阪神・淡路大震災の教訓は成長し続けている。齋藤元彦知事となって初めての1月17日。「ひょうご安全の日 1・17のつどい」で齋藤元彦知事は「防災先進地・兵庫の取り組みの成果をあらためて発信し、ウィズコロナ時代における防災・減災活動や復興のあり方などについて、新たなモデルを構築する」と訴えた。そして、次代を担う子どもたちが「震災の経験から生まれた教訓のリレーを、私たち未災者が止めてはいけない。防災の輪を広げていく」と誓った。
「震災を風化させない―『忘れない』『伝える』『活かす』『備える』」をテーマに毎年1月17日に開催されている「ひょうご安全の日のつどい(主催=県などで構成するひょうご安全の日推進県民会議)」。コロナ禍で2回目となった今年も「ひょうごメモリアルウォーク」「交流ひろば・交流ステージ」などは中止に。一方、引き続き、「震災を経験していない若者への経験・教訓の継承」に重点を置き、新たにオープニングでは須磨翔風高校の生徒が和太鼓演奏、県立西宮高校音楽科の生徒は献奏曲を奏でた。「しあわせ運べるように」は長田高校音楽部の生徒が合唱した。また、舞子高校の生徒たちが日頃の防災活動等のパネル展示とともに、受付などのスタッフとして運営を支えた。