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ひょうごプラスチック資源循環コンソーシアム 県内イオンで資源循環型プラットフォーム「Loop」を展開
兵庫県が官民連携で推進している「ひょうごプラスチック資源循環コンソーシアム」に、全国でショッピングセンターなどを展開するイオンリテール株式会社とリサイクル事業を世界21カ国で展開するテラサイクルジャパン合同会社による「資源循環型プラットフォーム『Loop』」が2月3日、新たに加わった。
同コンソーシアムは、観光やスポーツ等の異分野業種や市町、リサイクラーと県が連携し、プラスチック資源循環促進方策の具現化に取り組んでいるもの。
Loopは商品を使い捨てせず「繰り返し使う」取り組みで、従来使い捨て容器で販売されていた製品をリユース可能な容器(ガラス・ステンレス等)で販売し、使用済み容器を回収して、洗浄・製品の再充填を行い、再び販売する。現在、アメリカ・フランス・日本の世界3カ国で運用されている。
同コンソーシアムへの加入を機に、イオンの県内8店舗で運用を開始し、県内では合計10店舗となる。県では、Loopを通じて、使い捨てせず「繰り返し使う」新しいライフスタイルを広げ、プラスチックの使用削減・再使用をさらなる拡大を目指している。
スタート日の2月3日には、イオンスタイル伊丹昆陽で記念イベントが開かれた。両社の代表、県からは服部洋平副知事、地元伊丹市の藤原保幸市長らが出席し、来店者に資源循環型社会の実現に向けたライフスタイルの実践を呼びかけ、容器返却の仕組みを売り場でデモンストレーションした。