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兵庫県が犯罪被害者等総合相談窓口を開設
兵庫県は犯罪被害に関する総合的な支援窓口を県庁1号館南、県警本部西側に位置する県印刷会館2階に開設した。犯罪被害者やその家族らの不安や悩みに対しての相談にワンストップで対応する。今年4月に施行した「犯罪被害者等の権利利益の保護等を図るための施策の推進に関する条例」に基づき設置された。
県からの委託を受けた「(公社)ひょうご被害者支援センター」が運営し、専門知識・経験を有する犯罪被害相談員が対応する。個々の事情を踏まえ、関係機関と連携して全方位的に支援する。
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開設式は10月2日午後、現地で行われ、齋藤知事と同支援センターの井関勇司理事長が看板を掲示した。齋藤知事は「誰もが犯罪に巻き込まれる可能性がある。安定的で相談しやすい体制ができた。条例に基づき計画も策定する。犯罪被害者への支援をしっかり行う」、井関理事長は「センターは創立20年迎えた。この間、被害者に寄り添ってきたが、条例に基づくワンストップ相談窓口の設置により、県と連携してより充実した支援を行うことができる。いつでも、どこでも、誰でも変わりのない支援が受けられるよう頑張りたい」と語った。
相談窓口の電話番号は078・360・0783(ゼロナヤミ)。開設時間は平日の9時から17時(年末年始、祝祭日を除く)。